REIICHI IKEDA DESIGN

HOUSE IN TAMATSUKURI

大阪の玉造における、鉄骨3階建て、戸建住宅の改修プロジェクト。市内の利便性の良い地域ながらも、接道が広く採光も十分に確保された気持ち良い立地であった。改修工事という建築の制限がある中で、我々は改修でしかなし得ない方法を探りながら計画を進めていった。

築15年程度の比較的新しい建築であったが、断熱住宅と言えるにはまだまだ難しい。東北に面した角地ということから、寒暖を緩和させるために、外壁にはウレタン入りのサイデングを増貼りし、外断熱に意識を向けた。また、過多な既存サッシのを一部塞ぎながらも、断熱効果を発揮するため複層ガラスの大きなはめ殺し窓を新設し、北側の優しい光を屋内に取り込んでいる。

1階のエントランスとワークスペース、2階のコアスペースとなるLDKには、デッキプレートを生かしたスケルトン天井や床には屋外から延長させた土間を用いるなどして、繋がる空間調和を図っている。更にコンパクトな敷地に3階+屋上階という積上げられた縦動線の中では、「階層」が”仕切り”と”繋ぎ”の大きな役割を果たし、縦の移動が生活色の変化を作っている。また、3階のプライベートエリアでは、全面をカーペット敷きとし、踏入れる安堵感を生み出している。
縦移動を余儀なくされた都市住宅でしか無し得ない「階層」の住居の新しい生活が始まる。

Project Name
HOUSE IN TAMATSUKURI / 玉造の住居
Type of Project
Interior / 内装設計
Use
Residence / 住居
Location
Osaka, Japan / 大阪府大阪市
Date
Jan. 2021 / 2021年 1月
Design
REIICHI IKEDA DESIGN / 池田励一デザイン
Constructor
Takakura Construction / 嵩倉建設
Curtain
fabricscape / ファブリックスケープ
Sign
Midori Hirota / 廣田碧(看太郎)
Photographer
Yoshiro Masuda / 増田好郎